2010-01-01から1年間の記事一覧

サン・キャツチャー

生協のカタログにのっていた どんなものか,ピンとこないが 注文してみた 握れば手の中に入ってしまうガラスの球 細い糸が付いている ガラス戸のカーテンレールにぶらさげた 隣の家の屋根の際から 朝の光がさした そのとたん 暗かった部屋いっぱい まるい光…

あんなこと、こんなこと4

父は大工だった はめごろし という言葉は子供のときから知っていた 開かない。 額縁のような窓のことをそう呼んでいた かいごろし という言葉は母がよく使っていた 百姓の家に生まれた母は 分家もできず 養子にもゆかず もくもくと働く人を見ていたのだろう…

つるべ落としの夕日

コスモスさんの 道に向うに落ちる夕日の写真 そういえば 私も道幅いっぱいに墜ちてゆく太陽を見た 見事な大きさに橋の上で立ち止まった 橋の上はいくらか地面が高かった もう一人見ている人がいた あまり綺麗なので 家から飛び出してきた と、飲みかけの缶コ…

あんなこと こんなこと3

ラジオ体操の時間に合わせて 近くの公園に行く 高校の同級生とそこで会う 軽く挨拶する顔見知りもいる 腕を伸ばし 大きく息を吸った 真っ青な空に 7、8羽の鳥が列を組んで飛んでいった 3羽ほどの鳥が 少しばらつきながら着いている 朝の6時は眠い 雨の日…

あんなこと、こんなこと。2

F姉妹の、証をきいた 彼女と初めて会ったのは あるお宅での夜の集会だった 何を話したのか覚えていない 短い時間だったが そのあと連絡をもらい 一緒に礼拝にでた わたしなど想像もできない 絶望の中にいるのだとおもった あれから 2年近く経ったのだろうか…

あんなこと、こんなこと。

昔、山で一人の人に会った 朝、山小屋を出るとき 同じ方向だとわかって 一緒にあるきだした 50年も前のこと 歩きながら、八木重吉の話などした 彼はクリスチャンらしかった 年賀状だけが行き来した 受洗したといったら 集会に来てくれた 山で会ってから3…

母のこと2

子供のころ母とよく風呂やに行った うちぶろのある家は少なかった 高齢の一人暮らし者にと 入浴サービス券のようなものが 送られてきた ふろやというところにおずおずと行って見た 4・5人のおばあさんが 声高に喋っている 湯船からながめた富士山のペンキ…

母のこと

9人兄弟、上から2番目 いま93歳 一番長生きしている 認知症でグループホームにいる 沢山いる弟や妹のことが 気になるらしい きっと オムツ替えたりオンブしたり 自分の子供のようだったのかもしれない 私にとっても、末の叔母など オネエチャンという感…

もう一度 八木重吉さんのこと

この明るさのなかへ ひとつの素朴な琴をおけば 秋の美しさに耐えかねて 琴はしづかに鳴りだすだろう 単純な祈りーーーより抜粋 静かな境地、主なるイエス様の御腕の中 重吉さんの心の中の琴は どんな音色を奏でるのだろう 今朝 ひさしぶりに 川辺の道を歩い…

八木重吉さんのこと

ぽくぽく ひとりでついていた わたしの まりを ひょいと あなたになげたくなるように ひょいと あなたがかえしてくれるように そんなふうに なんでもいったらなぁ この詩にであったころ セラー服きていた 新米のOLのころ この詩を書いた年賀状もらった そ…

川のほとりで3

首に、保冷剤をつけたハンカチ巻いて歩いていたのに。 突然、幕が切って落とされたように 秋は来た。 爽やかな青い空はない。 冷たい空気と にわかに、降り出す雨。 歩き出してみれば あの人。あの犬。 おずおずと、会釈した 顔なじみ。 長袖に、薄いマフラ…

川のほとりで2

朝、川のふちの道を歩く 両側に道があり 川の幅とあわせて 空の広がりが明るい 単純にぽくぽくと歩く。 ぽくぽくと歩いていると 苦い、にがい思いがほぐされてくるようだ というような詩が 八木重吉の詩にあった。 ぽくぽくという書き方が好きでよく読んだ …

頑張ってみました(^。^)

たのしいー! コスモスさんに初物のスイカいただいて にぎやかにたべたこと(^。^)懐かしく思い出します 昨日。今年のなごりのスイカよと 持ってきてくださり 一人でいただきました おえかきの事も教えてくださり。たのしいー!おいしかったあー! 人生、捨て…

川のほとりで

ケリテ川のほとりに身を隠せ。 そして、その川の水を飲まなければならない。 わたしは烏に、そこであなたを養うように命じた。 1列王記17−3 川のそばに住むようになって三年目をむかえた。 もともと子供のとき育った親の家である 世代交代。ともいえる …

久しぶりの、雨

しの突く雨。土砂降りの雨。 川のそばに住んでいると 水が出るのではーーと気になる 年に一度は、畳を上げ たんすの引き出しを抜いて 押入れの上の段に積んだ 川があふれる前に 下水道から水があふれた 半世紀も前のはなし なのに 雨の音と路面にはねるしぶ…

もう一度。呼び方。

母が再婚した。 父と呼ぶべき人であると わかっていた。 幼い心が頑なに拒んだ。 遠い昔のはなし。 ぎくしゃくと続いたわだかまり。 もっと、早く 素直になれていたら よかった。

ことば5

上二人の孫は 自分の事を自分の名前で言う 三番目の孫はいつのまにか ぼく。という その、ぼく。兄や姉を呼ぶのに 名前を。しかも本人たちが言うように敬称なしの呼びつけで言う 反対に、姉や兄は弟を 00くん。ときちんと呼ぶ。 00子のだからーとか。 0…

ことば4

朝、よく見るテレビドラマ 主人公の女の人 結婚したてから夫を おとうちゃん と呼んでいる お父ちゃんイコール父親では? なんでー という。違和感。 夫を主人と言う事に こだわったときがあった あたしは あなたの奴隷なのですか と反発したそんなだから 家…

ことば3

娘と息子と年齢差が、同じ孫がいる まだ10歳に満たない二人のやりとり ことばとこころねが 切ない思いで伝わる 神様はご自分に似せて 人を造った。というけど こんなに、まだ、小さいのに もう にがい根、ほそく伸びてる。 親にはけして見せないだろう そ…

とりこんではみましたが

adonainisiさん色々教えてくださり 感謝します 出来ないこともあれば 出来てガッツポーズの時もあり そうこうしているうちに 何とか、わかってくるのかも。 ということが わかりかけてきました(^。^)

ことば2

20年近く共に暮らしている 気心知れた仲 と、お互い思っている。 色々、話しかけるが こたえは、いつも にゃーん。 あなたの、語る言葉は わたしの頭が勝手に、都合よく造る。 だから あなたとは けんか、したことがない。

ことば

赤ん坊は、語りかけられることばで 話をするようになる。そうだ 脳が聴いて、知識としてストック。 ことがらを、認識する。 赤ん坊を見てると ひと、の、すごさにひれ伏す ことばは神であった と 聖書にある が これは、ちょっとわかりにくい くどくど考えて…

あつーいにゃん

なにしろ、靴下、手袋、つき上着とズボン全部、毛100% 脱ぐに脱げない着たきりすずめ。 いや、きたきり ねこ。 櫛ですきとり 粘着テープではぎとる すこし。薄着になった それにしても 暑い。 足元に、猫。 身を寄せてすりすり。 あつーい!

朝顔が咲いた

棒をたて、ひもをつけたら,元気が出た。 すがるものが、 必要だったのね。 ほったらかしてて ごめんなさい。

しつこく、もう一度

お世話になた方が、入院した。 お見舞いに行った。 大きな、綺麗な病院だった。 病室の入り口に○○様と名前、書いてあった。 石垣りんという人の詩に 表札というのがあった 他人が掛ける表札は、様や殿がついている。 自分の表札は自分で掛けたい。 うろ覚え…

表札4

聖書の始めのほうに 過ぎ越しの事が書いてあった気がする 入り口に印を付けておくと 殺されないで済む と言うようなところだった ここは 神様を信じている者がいます。 どうぞ、通りすぎてください。 と。 この間訪ねた知人のお宅 表札の横に聖書の言葉のカ…

表札3

介護用のホームにはいって 空き家になっていた親の家に 越してきた。 多少の手直しのため職人さんに入ってもらった。 表札をどうしようと。考えた。 狭い家である。 親の分だけが、何とか場所を得ている。親のより大きくてもだめ。 家、乗っ取ってしまったみ…

表札2

長いこと空き地だった所に 家が建った。 独り者か子供のいない夫婦用アパート というふう。人が越してきた ドアの外に傘たて。そして自転車 可愛らしい丸文字の表札がさがっている2列の文字 名字と名前?近くによって見た二つの姓だったへえーっ!? こういう時…

表札

老いた犬のいるいえがある 道のすぐきわに 犬小屋があって 犬がいつもそこにいた犬が死んだと。 張り紙を半月ほど前に見た犬がいるときは気付かなかったけど 小屋に、表札が掛かっていた。

名前、間違ってました

以前、食べられるよと 孫に言って、つまんだことあった気がして。 黄色い野いちごの実。 家に戻って、本見て。?? もしかして イバラーーーー!?秋まで待ちましょう 実がなれば。いやでも わかる。のだから。それにしても なんという、記憶のあいまいさ。 …