2010-09-01から1ヶ月間の記事一覧

川のほとりで3

首に、保冷剤をつけたハンカチ巻いて歩いていたのに。 突然、幕が切って落とされたように 秋は来た。 爽やかな青い空はない。 冷たい空気と にわかに、降り出す雨。 歩き出してみれば あの人。あの犬。 おずおずと、会釈した 顔なじみ。 長袖に、薄いマフラ…

川のほとりで2

朝、川のふちの道を歩く 両側に道があり 川の幅とあわせて 空の広がりが明るい 単純にぽくぽくと歩く。 ぽくぽくと歩いていると 苦い、にがい思いがほぐされてくるようだ というような詩が 八木重吉の詩にあった。 ぽくぽくという書き方が好きでよく読んだ …

頑張ってみました(^。^)

たのしいー! コスモスさんに初物のスイカいただいて にぎやかにたべたこと(^。^)懐かしく思い出します 昨日。今年のなごりのスイカよと 持ってきてくださり 一人でいただきました おえかきの事も教えてくださり。たのしいー!おいしかったあー! 人生、捨て…

川のほとりで

ケリテ川のほとりに身を隠せ。 そして、その川の水を飲まなければならない。 わたしは烏に、そこであなたを養うように命じた。 1列王記17−3 川のそばに住むようになって三年目をむかえた。 もともと子供のとき育った親の家である 世代交代。ともいえる …

久しぶりの、雨

しの突く雨。土砂降りの雨。 川のそばに住んでいると 水が出るのではーーと気になる 年に一度は、畳を上げ たんすの引き出しを抜いて 押入れの上の段に積んだ 川があふれる前に 下水道から水があふれた 半世紀も前のはなし なのに 雨の音と路面にはねるしぶ…

もう一度。呼び方。

母が再婚した。 父と呼ぶべき人であると わかっていた。 幼い心が頑なに拒んだ。 遠い昔のはなし。 ぎくしゃくと続いたわだかまり。 もっと、早く 素直になれていたら よかった。