2010-10-01から1ヶ月間の記事一覧

あんなこと、こんなこと。2

F姉妹の、証をきいた 彼女と初めて会ったのは あるお宅での夜の集会だった 何を話したのか覚えていない 短い時間だったが そのあと連絡をもらい 一緒に礼拝にでた わたしなど想像もできない 絶望の中にいるのだとおもった あれから 2年近く経ったのだろうか…

あんなこと、こんなこと。

昔、山で一人の人に会った 朝、山小屋を出るとき 同じ方向だとわかって 一緒にあるきだした 50年も前のこと 歩きながら、八木重吉の話などした 彼はクリスチャンらしかった 年賀状だけが行き来した 受洗したといったら 集会に来てくれた 山で会ってから3…

母のこと2

子供のころ母とよく風呂やに行った うちぶろのある家は少なかった 高齢の一人暮らし者にと 入浴サービス券のようなものが 送られてきた ふろやというところにおずおずと行って見た 4・5人のおばあさんが 声高に喋っている 湯船からながめた富士山のペンキ…

母のこと

9人兄弟、上から2番目 いま93歳 一番長生きしている 認知症でグループホームにいる 沢山いる弟や妹のことが 気になるらしい きっと オムツ替えたりオンブしたり 自分の子供のようだったのかもしれない 私にとっても、末の叔母など オネエチャンという感…

もう一度 八木重吉さんのこと

この明るさのなかへ ひとつの素朴な琴をおけば 秋の美しさに耐えかねて 琴はしづかに鳴りだすだろう 単純な祈りーーーより抜粋 静かな境地、主なるイエス様の御腕の中 重吉さんの心の中の琴は どんな音色を奏でるのだろう 今朝 ひさしぶりに 川辺の道を歩い…

八木重吉さんのこと

ぽくぽく ひとりでついていた わたしの まりを ひょいと あなたになげたくなるように ひょいと あなたがかえしてくれるように そんなふうに なんでもいったらなぁ この詩にであったころ セラー服きていた 新米のOLのころ この詩を書いた年賀状もらった そ…